2012年7月9日月曜日

プレゼンは質問で始めよう

プレゼントいえば結論が先、というセオリーがある。
『コクヨの1分間プレゼンテーション』が提唱するプレゼンが他と違うのは、冒頭で結論を話す前に疑問を持ってくることだ。
ざっくり、次のような時間配分。

疑問(15秒)→結論(10秒)→理由(35秒)

例えば、通常のプレゼンの場合では次のように結論から入る。
「プレゼンを上達させたいなら『1分間プレゼンテーション』だけを繰り返し練習しよう、という提案をします」

しかし、コクヨのプレゼンでは、結論を話す前に「プレゼンがうまくなる近道を知っていますか?」という疑問を投げかける。

序論の目的は、聴衆に興味を引きつけることだ。
確かに結論から入るのはわかりやすいが、そっけない感じもする。
そこで疑問から入る。

(疑問)プレゼンがうまくなる近道を知っていますか?
(結論)今回はその方法として『1分間プレゼンテーション』だけを繰り返し練習しよう、という提案をします。
(理由)この方法は毎日の仕事でも練習できて、プレゼンの大事なポイントが集中的に鍛えられます。

このようなアウトラインになる。
これを掘り下げていくことで1分間プレゼンができあがる。

さてさて、今日のC教室で発表したかったのは、この話をきっかけにスピーチの序論の入り方を吟味するという内容である。タイトルは、プレゼンは質問で始めよう。しかし今回もラストの5分しか時間をもらえず、アウトラインを紹介するだけで終わった。まぁそういうことも想定して準備するべきだった。
パソコンもうまく立ち上がらず、あたふたしてしまった。

消化不良だが、不測の事態が起きる実践を想定すれば、さまざまな課題が見つかった有意義な時間だった。

▼プレゼン課題
◎あらゆる事態を想定する。
◎時間に余裕をもって準備を終わらせる。

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