2011年11月19日土曜日

このあまりの棒読みぶり

朗読検定の課題を〆切ギリギリで提出した。
いや、本当に、もう、ダメっす……。
ICレコーダーに録音した自分の声を聴き、あまりの棒読みぶりに身悶えしながら、〆切ゆえに腹をくくらざるを得なかった。

杜子春の冒頭。
録音時間にして一分強の朗読課題。

検定を受けることで自分を追い込んだ。シロウトなりに朗読の上達法を学ぼうとするだろうという皮算用。
ならば、結果よりも過程が大事なはずだが、結局、ギリギリまで向き合うことができなかった。もっと早くから取り組んでおけば、と後悔するのは、何度となく繰り返しているが、それ自体も今後の課題だろう。

朗読に興味を持ったのは、自分の話し言葉に感情がこもっていないように感じていたからである。

棒読み。

話し方教室で3分スピーチの実習をしていても、話そうとする内容の記憶をたどるだけの棒読みになっている自覚がある。特に思い出しながら話すという状況ではフラットな口調になりがちである。声の抑揚、間に意識がいかない。聞き手に感情を伝えられていないように思う。

あがりや緊張、それに話材だって関係あるだろう。準備不足と言われればそれまでだが、表現というアプローチから打開できないかと考えたのだ。

話し方に表現力をつけたい。
朗読にはもう少し気を入れて向き合ってみようと思う。
そう考えると朗読検定の失敗で凹んでいる場合じゃないか。
成長のきっかけにしなくては。

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