2011年11月27日日曜日

態度は意外な落とし穴

今日の教室では話をするときの態度の重要性を学んだ。
人のスピーチや、日常での何気ないやりとりの中で、態度が落とし穴になって印象を悪くしていると気づくことが意外に多い。まばたきの多さ、体の揺れ、ゴミ箱を足でどける、電話の受話器をガシャンと置く……。
かくいう自分はどうなのだろうか。もし当てはまることがあるとしても、特に会社では誰も指摘してくれないだろうな。そう考えると怖いが、自分で気をつけるしかない。

なぜ態度が重要なのか? このような話で定番の根拠は「メラビアンの法則」だろう。これは、初対面のときにその人の印象を決定づける要素を分析したもので、以下のような分析結果が出ている。
見た目などの視覚情報…55%
声や口調などの聴覚情報…38%
話の内容などの言語情報…7%

つまりは言語以外の部分が9割以上。そこにヒントを得た名前の本も出ている。
では、嫌な態度とはどんなものだろうか? 講義では以下のような
①威張った態度
②卑屈な態度
③馴れ馴れしい態度
④相手を無視した態度
⑤投げやりな態度
⑥場に合わない態度

中でも④相手を無視した態度が一番腹立たしいと先生はおっしゃっていたが、実感でもその通り。
人の振り見て我が振り直せ、と自戒をこめたい。

▼本日の学び
◎実習スピーチは、オチより主題に重きを置かないと積み上げがない。
◎できあがったスピーチ自体からさらに何を学び取れるか、という作業が主題を深める。(U田さん)
◎リポートトークと早口と間がないことはセットかも。

1 件のコメント:

  1. ▼追記
    実は世の中を殺伐とさせていることの多くが、
    「相手を無視した態度」が根本にあるのではないか。
    電車内の化粧しかり、横入りしかり。
    周りに気を配るというのは周りを無視しないということと同義。

    スピーチの際の態度の重要性は、相手を無視していないと示すことなのかもしれない。
    受け手側に無視されたと思わせない。
    そういう意味で、目配り、会場への問いかけ、ラポートトークなどは、内面化するまで絶えず意識して取り入れる必要がある。

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