「声がいいですね」と褒められることが増えてきた。
素直に喜ぶべきだが、ほとんど話し方教室の受講生からというのは気になるところ……。
皆さん、褒めるの上手いからね。
とはいえ、自分でもその実感はあるのだ。
舌の体操を習慣化したこと、外郎売りを暗記したことの成果だと思う。
特にスピーチ実習では意識せずとも通る声が出るようになった。
会話レベルでは、まだ聞き返されることがある。
油断してしまうのだろうが、これはがっかりする。
冷や水をかけられるような気分になる。
いかんいかんと思うのだが、まだ意識しないかぎり難しい。
無意識レベルで変えられるようにクセづけなければ。
周りに聞こえないようにという、気配りなのか、恥ずかしいだけなのか、その意識も返って邪魔をしているだろう。カフェや電車内なんかで、大声で話しているおじさんのデリカシーのなさがうらやましい、本当に。
ともあれ声を鍛えるのは、筋肉を鍛えるような単純作業の繰り返しという部分がある。
訓練すればするほど成長できる。成長が実感できるというのはうれしいもので、ある程度出るようになればいい思っていたのに、どこまでやれるか試してみたいと考えている今。
他の課題も山積なのにね。
今週末は表現よみフェスティバル、活弁ワークショップに参加する。
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