2011年11月28日月曜日

なんてアサーティブ

コールドプレイ、演奏を中断してタンバリンを振っていたファンに「やめてほしい」と注意
シネマトゥデイ 11月28日(月)10時36分配信

英ザ・サン紙によると、コールドプレイが「The Scientist」を演奏していたところ、クリス・マーティンが歌を歌うのを突然やめ、ファンに声をかけた。「無礼な態度を取るつもりはないが、これはタンバリンを使うような曲じゃないんだ。正直言うと、この曲のレコーディング時にはタンバリンも試したけどボツになった。だからタンバリンなしで10年以上演奏をしてきた。合うかもしれないけど、僕はタンバリンなしに慣れてしまっている。悪く思わないでほしい」とステージからファンにやめてくれるよう呼びかけた。

WENNによるとタンバリンを振っていたのは女性だったとのこと。「ここから君がどんな人かは見えないけど、とても素敵な人で、いい音を出していると思う。別にタンバリンが嫌いとかアンチ・タンバリンを訴えようとしているわけじゃない。タンバリンは僕のお気に入りの楽器のひとつだ」とクリスは彼女の気持ちを傷つけないよう、優しくタンバリンの伴奏をやめてくれとお願いしたあと、「次の曲はタンバリンにばっちりの曲だから、思いっきり盛り上がってくれ」と付け加えたという。(澤田理沙)


アサーティブとは、自分も相手も大切にした自己表現だが、このニュースはまさにその見本のようなケースである。
僕はこういう状況で自分の意見を通すことができない。
相手に不快な思いをさせてしまうと思い、じゃあ言わずに我慢すればいいやと考えてしまう。
嫌われたくないという心理が働くのだろう。
でも、こんなふうに言われたら相手も大切にされたという気持ちを持つよね。

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