2012年1月2日月曜日

『采配』にトレース

『采配』の要点を抜き出し、自分なりに話し方上達の道筋をトレースしてみることにする。

▼達成不可能なぐらいの目標とは?

話し方教室の講師を目指す。

▼どういうプロセスで到達するのか?

1聞く技術を高める。
2話し合いの司会能力を高める。
3会そのものの進行能力を高める。
4プレゼンスキルをあげる。スライドなどヴィジュアルを使った技術を磨く。
5勉強会で発表(講義)の場数を重ねる。
6テキストに沿って自分なりの具体例を落とし込んでいく。
7テキストを自分なりに再構成する。

▼自分はどんな練習をすればいいのか?

◎外郎売りを年間で1,000回は諳んじたい。
1日2.7回。駅からの帰り道で1回、お風呂場で1回、+α
1回5分として5,000分。およそ83時間。およそ3.45日。

◎目標とする話し方に触れて、繰り返しシャドーイングを行う。

▼話し方にとっての体・技・心とは?

体……声の大きさ、歯切れ、滑舌、
技……(デリバリー)目配り、身ぶり手ぶり、間、声の抑揚、スピード、強調、
……(コンテンツ)構成、切り出し、結び、具体例、描写、コンシート話法、サウンドバイト、レペティション、ユーモア、
心……自信、安定感、

▼復習すべきものは何か?

◎教室
※3分スピーチの録音は必ず聴き直し、チェックシートに沿って問題点を洗い出す。チェックシートを作らねば。

◎日常
仕事/プライベート
※意識的な状況、無意識的な状況それぞれメモを残す。

▼観察して取り入れるべきものとは?

◎教室
先生/受講生
※ノートを必ずつける。昨年は受講生の3分スピーチに限定していたが、それ以外の実習や講義まで幅を広げる。コンテンツだけではなくデリバリーを中心にしたい。

◎日常
仕事/プライベート
※まわりの話し方にアンテナを張るクセをつける。コンテンツだけでなくデリバリーにも注目。その話し方の何がよくて何がダメなのか。

◎話のプロ
テレビ/落語
※漫然と見ていたものをどう活かすか? まだ答えは出ていない。


実は、その年の初めに読む本というのは自分なりのこだわりがあり、非日常の世界に浸れる文芸やノンフィクションを選んでいた。
実用書を読むなんてことは毛頭なかったけど、いつものように読みっぱなしにするのではなく、少し考え続ける時間が持てるという意味でも歓迎すべきことだった。
『采配』を通して特に、話し方にとっての体・技・心を意識できたこと、復習の大切さを再発見したことは今年の大切な下地になるにちがいない。

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