今年の初読書は、落合博満著『采配』だった。
以下、箇条書きメモ。
自分だけができるつもりになるのではなく、誰が見ても試合でできると思えるレベルまで、自分のパフォーマンスの質を高めていくしかない。
自分はどんな練習をすればいいのか考え抜くことが大切。
体・技の順序で強くなれば、心もタフになっていく。技術を身につければ自信ができる。
一つの技術の習得は、地味に根気よくコツコツとアナログで身につけていくもの。
自分は不器用だと自覚している人ほどしっかりと復習するもの。
予習よりも徹底的な復習を。
達成不可能なぐらいの目標がちょうどいい。
他のすべてを忘れて没頭できる力。
どんな些細なことでも言ってくれるアドバイザー。
普段の練習でできないことは、どんなに頑張っても実戦ではできない。
できないことをできるようになるまで努力し、できるようになったらその確率を高める工夫をし、高い確率でできることはその質をさらに高めていく。
何も反省せずに失敗を繰り返すことは論外だが、失敗を引きずって無難なプレーしかしなくなることも成長の妨げになる。
組織を総括する立場になった者は、まず部下たちに「こうすればいいんだ」という方法論を示し、それで部下を動かしながら「やればできるんだ」という成果を見せてやることが大切。
やればできると実感したら、実力以上のものを出そうとするな。できる範囲で一番いいものを出す。そして、できる範囲を広げていく。
好きにやることには責任が伴う。
現場に足を運ぶのは謙虚な姿勢。
謙虚な姿勢を持ち、仲間、ライバル、同業他社が何かに取り組もうとしている際には、深い関心を寄せながら観察してみるべきだ。
組織に必要なのはチームリーダーではなく、個々の自立心と競争心、そこから生まれる闘志。
どんな世界でもその中で仕事をするのなら、その世界や組織の成り立ちから謙虚に学ぶ。
最も大切なのは問題が起こった原因を徹底的に調査し、二度と同じようなことが怒らないようにするにはどうすべきかを考えておくこと。
自分がリーダーになった組織は何を目指し、そこまでどういうプロセスで到達しようと考えているか。
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